リフォーム後に不用品処分をしたい理由
住宅の傷みを改善したり、より住みやすい空間を目指したりする際はリフォームが役立ちます。ライフスタイルの変化によって、従来の住宅が住みにくくなるケースは少なくありません。
よくあるのは子どもが大きくなり、子ども部屋が必要になる事例です。
生活空間が狭くなったときは、収納スペースを増やす、増築リフォームをするなどの措置が取られることが多いです。部屋が狭くなるとさまざまなデメリットが発生するので、狭さを感じるようになったらリフォームを検討しましょう。
リフォーム後は不用品処分をあわせて行っておくのが得策です。不用品が増えれば増えるほど、スペースの余裕がなくなるからです。収納スペースや部屋自体を増やしても、不用品がそれ以上に増えてしまえば、結果的にスペースの余裕がなくなります。モノを溜め込むクセのある人は、片付けが苦手というケースが少なくありません。
いずれ使うかもしれないとモノを保管している人は多いですが、過去1~2年の間に使用していないものであれば、捨てる選択をするのも手でしょう。
自分で不用品処分をするのが難しいのであれば、専門の不用品回収業者に依頼すれば作業を代行してくれます。専門業者は不用品の仕分けをしてくれます。処分してよいか迷っているモノがある場合は助言してくれるので、スムーズな分別ができるでしょう。
重量物の搬出もまかせられるので、自分で挑戦して怪我をするリスクを避けられます。
リフォーム作業と不用品処分はセットで行うのが基本です。リフォームをする際はモノを移動させる必要があります。リフォーム後はそれらの片付けが必要になりますが、面倒という理由で放置してしまう人が大勢います。そこで怠けグセがついてしまうと、さらにモノが増えていく悪循環になるのです。そのためリフォーム後は不用品処分をして、部屋をリフレッシュさせましょう。
不用品がなくなればスペースに余裕ができるので、広々とした空間で生活できるようになります。
大量の家具の処分に適している不用品回収業者
自宅の不用品を処分する選択肢は大きく自治体と民間業者の2種類に分けられます。
費用を支払って回収してもらうという点はどちらも変わりません。しかし、自治体と民間では処分の流れなどが大きく異なります。自治体の粗大ごみ回収は依頼する側が日程を指定できない上に置き場所も守らなくてはいけません。
大半が地域の生活ごみの収集場所の近くに指定されているため、家から運び出すとなれば大きな手間と時間が掛かります。引越しをきっかけに家具を大量に処分するとなった場合には個人で対応するのは難しいのが実所です。
不用品回収業者は依頼する側の都合の良いタイミングで作業を行ってくれるのはもちろん、自宅の中から運び出してくれます。そのため、単身生活をしている人が洋服ダンスや食器戸棚のような大型の家具の処分することも可能です。移動が階段だけに限られるアパートの2階など条件に関係なく対応してくれるのも民間業者ならではの魅力と言えます。
民間業者に依頼するに当たって気を付けなくてはいけないのが回収に掛かる費用です。不用品回収の費用には明確な基準はなく、それぞれの業者が自由に設定できます。そのため、同じ量の家具を処分する場合でも費用に数万円以上の違いが出るケースも珍しくありません。
当日のスタッフの人員や車両の台数が料金に大きく影響するため、大量の大型家具を処分するとなれば必然的に費用は高くなります。複数の業者から見積もりを取って比較検討をすることが基本です。
そのほか、業者の信頼性について確認をすることも忘れてはいけません。需要の増加に伴って安価で引き受けて違法な処分を行う悪質な業者も増えているのが実情です。
家具の廃棄は通常よりも費用がかさむので一度に大量の処分を依頼すると不法投棄をされる可能性もあります。不法投棄で業者と共に処罰されるといったトラブルを避けるためにも、自治体からの認可を受けた信頼できる企業を選択しなくてはいけません。